フィリップスコレクション
六本木ヒルズのアーツセンターギャラリーで開催中のフィリップスコレクション展。夜10時までなので会社帰りに行ってきました。
印象派が中心のコレクションですが、非常にバランスよく選ばれていると思いました。グレコやゴヤの宗教画、アングルやドガの人物画、シスレー、モネの風景画、画家の個性が最も発揮されている絵が並んでいて見ていて落ち着きました。カンディスキーとクレーはやっぱり難しかったけど。
そして目玉のルノアール「舟遊びの昼食」ルノアールにしては大きいサイズで水音やおしゃべりの声やカトラリーの音が聞こえてきそうな活気にあふれた絵でした。様々な職業のルノアールの友人が集まった楽しいひと時。羨ましく思えてくるほど活き活きしていて見ているとこちらまで喜びが満ちて元気になってくる気がしました。ダンカン・フィリップスもこの絵に惚れ込んでかなりの思い入れを持って購入したそうです。絵のところには座り心地の良いソファが置いてあます。フィリップス自身もこの絵のある部屋のソファでくつろぎながらエネルギーを補充したんでしょう。
私も部屋に絵が飾りたくなった、というより絵が飾れる部屋が欲しい。
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