THE 有頂天ホテル
三谷本人は好きじゃないけど三谷作品にはいつもやられちゃう。
ってことで行って参りました「THE有頂天ホテル」英語では「THE Wow-choten Hotel」Wowなのかー、なるほどねー。
いやいや、さすがです。人数面でも格からしてもかなりの人達が出て、あれだけのエピソードがあって、最後はとって付けた感なくうまーく繋がって収まっている。彼のことだからあの2時間のこの時間にこの人はここで何をしていてっていう時間割が分単位でダブダブも含めた全員分あるんじゃないかしら。ひょっとするとどういう会話をしているかまで想定されているんじゃないかしら。もちろん監督脚本の力だけじゃなくて役者さんたちも素晴らしかったです。
そりゃ、隣の部屋の歌声がまる聞こえなスイートルームは無いだろうとかの無理はあったけどコメディなフィクションだから許容範囲内。見終わった後はほんわり笑顔になれて明日の方角に向かって顔を上げられる、そんな幸せな映画だと思います。私も泊まりたいわ、ホテル・アバンティ。
三谷幸喜、新選組!やってからなんか突き抜けちゃった感があるかも。やっぱりチャレンジって必要なんだね。
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コメント
こんにちわ~、突然お邪魔してすいません。
たまたま見た日テレの宣伝特番で話してたんですが、やはり登場人物の予定表というかこの時間だれがどこに居て何をして・・・っていう表を作ったらしいですよ、やはり。
でもって、そういうの考えるの大好きなんですよ!って笑ってました、三谷さん(笑)
投稿: sa | 2006.02.03 02:10
saさん、貴重な情報ありがとうございました。やっぱりやってましたか(笑)
昔「王様のレストラン」の時にそんな話を聞いたことがあって「新選組!」の時もメンバー9人のそれぞれの気持ちになって台本を9回読み直すって話をしていたし、本当にそう言うことを考えるのが好きなんでしょうね。
投稿: あさの | 2006.02.03 22:04