阿修羅展
正直言って、それほど気合いが入っていた訳ではありません。私が「エンターテイメント陳列」と呼んでいる、レイアウトと照明に凝った展示は去年の「薬師寺展」で疑問に感じていたし、「そんなに混んだ中行かなくても奈良でゆっくりみればいいじゃん」ぐらいに思ってました。
ただ、八部衆が揃うということと、オーディオガイドのみうらさんといとうさんのコメントが聞きたかったのです。
実際、どうかと思うほどの人ごみでしたが、思ったより全然良かったです。八部衆も十大弟子も普段から国宝館陳列だからっていうのもあるし、薬師寺の時は脇侍だけきてご本尊がいなかったっていうのもあるのかも。
八部衆と十大弟子は、ゆっくりしたスペースがとってあって、ひとりひとりゆっくり見られたし、阿修羅の左右の顔を正面から見られたのも良かったです。それより第2会場の四天王と薬王、薬上両菩薩が思わず祈りたくなる仏様でした。
みうらさんといとうさんと高見澤さんのコメントも、それぞれらしくて良かったです。みうらさんといとうさんの見仏トークにはつい一緒に参加しちゃうので、独り言を言う怪しい人になってたと思います。愛の偶像はほとんどフューチャーされていなかったけれどね。ま、あれは奈良で聞いた方がいいと思う。
10月18日の南円堂の御開帳が土曜日なんだって。やばい。
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