最後の夏イベのまとまりのない感想
最後の夏イベ。
長年ファンをして来て、番組の最終回以外で、ALFEEから「これで最後」って言葉を聞いたことが無かったので、それどころかいつも聞いていたのは正反対の「これからもずっと」だったので、ステージの上で高見澤さんが「最後の」と言う度に、脳が「ALFEE」と「最後」を結びつけることが出来なくてパニックを起こしている感じでした。
初日の1曲目、メリーアンが始まった時、肌に感じる暑さや風、目に入ってくる建物や空、ステージの遠さや音のが拡がってしまうのさえも「ああ、夏イベだ」って、それだけで泣きそうになりました。夕焼けも月も星も見えたし、野外ライブを堪能しました。
ラジカル・ティーンエイジャーは普通にさらっとやるんだろうなと思っていたけど、予想以上に早くて明るいうちに来ちゃうし、2日目の大詰めに来ると思っていたSINCE1982は本編MC後だし、怒濤の畳み掛け。夕暮れのセイリングも夏イベっぽくて良かったなー。高見澤さんが戦国BASARAみたいな衣装で刀を持って来たときは「愛」の兜もかぶっちゃえばいいのにねー。って笑ってました。「夢」の兜でも可なので武道館あたりでよろしくおねがいします。
Musicianの照明でサーチライトで光の柱が立って天頂で結ばれた時、自分が大聖堂にいるようで、祭壇で歌っているメンバーの上には音楽の神様が居る。そんな気持ちになりました。
そしてSWEAT&TEARSと花火。春ツアーからの、というよりも前回の夏の終わりからの、みんなへの夏イベへの思いが全てここに集約されていました。急に発表して最後とか言うから「みんなの花火企画」をあげられなかったのだけは心残りかも。
2日目は気持ちはすごく熱くなっているのに、泣きも笑いも出来ていなくて、本当に余裕が無かったです。Landing bahnを夏イベで聞くと大抵脳内にあの日のピンクの富士山が再生されるんだけど、そんなこともなく、「今、この瞬間」のステージからの気合いについて行くので精一杯でした。普段のツアーやこれまでの夏イベや、ツアーファイナルが本気じゃないわけじゃないってわかっているけど、本気の中の本気っていうのかな、圧倒的なエネルギーでした。
そして、高見澤さんからの力強い宣言。今も耳に残っています。
最後のアンコールを待つ間、隣で友達が予想していたのは暴走の果てにとSee You Again。時間的にもう1曲あるよねー。だけど、しんみりしちゃうからRockdomはもう無いかもねー。なんて話していました。でも、出て来た高見澤さんの衣装を見た瞬間、涙でちゃいました。それでMCであんな話したのかーって可笑しくもあったので、笑い泣きで大変。
予想通りの暴走の果てにの後のこの曲も、やっぱりあの日を思い出すのではなく、今日のRockdomとして刻み付けました。そして、これも予想通りの大ラス、See You Again。もっと切ないかなと思っていたけど、そうでもなかった。ALFEEと私の関係も、みんなと私の関係も、これからもちゃんとずっと続いて行くって解ってたからかな。
でも、今のままのツアーは出来なくなる日が来るんだろうし、いつか、ライブが出来なくなる日が来るかもしれない。私が行けなくなることだってあるかもしれない。だからこれから参加する1本1本を今まで以上に大切にしなくちゃいけないって、それは思いました。
最後に花道に行って、会場の外(私とYちゃんはA11ブロックと呼んでますが)に挨拶してくれたのは、中にいた私も嬉しかったです。ああやってちゃんとファンの想いを受け止めて返してくれるから、この人たちに付いて行こうって思っちゃうんだよなあ。
高見澤さんも転びもせず、泣きもせず、よく頑張りました(笑)
次の夏の野外イベントはもう無いかもしれないけど、あの夏も、この夏も私の中では永遠です。
翌朝、雨の音で目が覚めた時、やっぱり私たちの執念て凄いと改めて思ったよ。
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