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2010.04.17

あっという間でした

あっという間でした
あっという間に10時間経ってました。もう2時間、入鹿が調伏されるまでやって貰っても全然大丈夫な感じ。

妹山の雛鳥ちゃんはひたすら恋に走っていて、本当に可愛らしい。簑助さんだしね。定高さんは、婆を遣わせたら右に出る人のいない文雀さん。厳しくて愛のある母。こっちが恋愛の話しかしていないのに対して、背山の男性陣は入鹿の政治の話から事を進めているのが面白いです。大判事は凛々しさNO.1の玉女さん。で、定高を綱大夫が語れば、受ける大判事は住大夫さん。首が左右キョロキョロしちゃいました。御大2人が出て来る前に清治さんが引っ込んじゃったのが残念。

天智天皇は目が見えなくて立ってるだけなのに、ちゃんと最高品位が醸し出されてるのが凄い。

2部は勘十郎さんのお三輪ちゃんがあまりにかわいくて、あまりに可哀想でした。

だいたい、源太の頭の男にはロクな奴がいない気がする。こないだの龍馬伝で「攘夷の為なら何をしてもいいですろうか」「そうじゃ」って会話があったけど、今回もそんな感じ。入鹿を陥れる為に、お三輪ちゃんを捨てて、橘姫の惚れた弱みにつけこんで、最低の男じゃない?

お三輪ちゃんが裏切られて、いじめられて、どんどん惨めな気持ちになって行く様と、とうとうキレて目つきが変わった瞬間も凄かった。人形だから、実際に目つきが変わってるはずは無いんですが、でも勘十郎さんが遣うと表情が変わるんです。生体験してる人にはわかって貰えると思うんだけど。

しかし、久我之助もお三輪も最初に刀が刺さってから死んじゃうまで、時間かかり過ぎですから(苦笑)

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