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2011.09.28

あこがれのヴェネチアングラス

9月中に夏休みを消化しなくてはならず、今日は休み。めちゃくちゃ嬉しいです。

で、平日有効活用で、会期末の迫ったサントリー美術館の「あこがれのヴェネチアングラス」展に来たわけですが、混んでる!平日の昼間に美術館でのんびり出来る人ってこんなに居るのねー。羨ましい。

で、肝心のガラスのですが、流石にサントリー美術館で欲しいのがいくつもありました。

ドラゴンステムの左右対照の美しさとか、イギリス製のエアーツイストステムの洗練とか、和ガラスの繊細な曲線とか。現代作品の大胆さとか。どれかひとつなら、レースガラスの模様ひと目ずつに気泡が入っているゴブレットだな。

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2011.09.27

海森彩生写真展

Yちゃんにお誘いいただいて、明治神宮の宝物館へ「海森彩生」という写真展へ行って来ました。

何人かの写真家のリレー展で、最後は田中長徳さんと幸ちゃん。ペットや景色の写真は見たことが有ったけど、ステージやステージから客席を撮ったものは初めて見た気がする。やっぱりライブの空気感が写っていて、ツアーが恋しくなりました。

2Lで2万円ならちょっと欲しかったけど、最終日だけあって完売。写真なんだから焼き増しすればいーじゃん、と思うのだけど、現像でイロが変わるからとかラジオで言ってました。

非売品のリハーサルスタジオの写真の端の方に高見澤さんがいたよ。Yちゃんは「よく判ったね」と言うけど、あの立ち姿は紛れもなく高見澤さんでしょう。

一般公募作品の展示とスライドショーも有って見応え十分でした。ラジオでの告知は聞き流していたけど、あんなイメージで良いなら取っておきの鹿の写真を送って見れば良かったかも。

でも、まあ、フォトブックにして、自己満足でも十分か。

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2011.09.21

台風だったので

台風だったので
本当は、8月に異動した新部署で私の歓迎会をやってくれるはずだったのですが、中止になり、いつもより早く帰宅したので、バナナ蜂蜜シフォンなんて焼いてみました。

うちのカイシャにしては珍しく午前中に「早く帰りましょう」メールが人事から出て、うちの部にしては珍しく「全員4時に帰りましょう」指示が出たので、4時過ぎに退社しました。

ところが、乗り込んだ山手線が動かず、地下鉄に振り替えて上野まで。案の定、常磐線も動いておらず、タクシーも長蛇の列だったので、携帯で父タクシーの出動を依頼してなんとか帰宅しました。

帰宅してニュースを見たら地下鉄も軒並み止まっていたので、早いうちに山手線を諦めて、混乱しないうちに銀座線に乗って良かったらしい。

ツワモノな妹は予定通りミュージカルを見に行ったらしい。終わる頃には混乱は収まっていたから、ある意味正解?

明日は連休前で、午前中は忙しいに違い無いので、おやつに皆でシフォンケーキ食べようっと。

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2011.09.13

文楽9月公演

文楽9月公演
7月に遠征しなかったので、5月以来の文楽でした。今週は2部。スーパー爺さんsからは清治さん登場です。

演目はまず「ひらかな盛衰記」部分的に取出されると、人間関係や背景が把握出来なくて、ストーリーとしては、ちょっと解りづらかったです。

清治さんの攻めな三味線は相変わらず。笹引きの緊張感を盛り上げます。咲甫さんは表情豊かに聞きやすく解りやすいので好きです。そのまま切場の咲大夫さんへのリレーなので、80分の長丁場も飽きずに乗り切れました。

人形では、笹引きのお筆の凛とした雰囲気が良かったです。あと、それまで冷静だった権四郎が孫はすっぱり諦めてと言われて豹変して、いきなり包丁研ぎだすのが面白かった(笑)

期待していた玉女さんの樋口がイマイチだったのは足が決まってなかったからな気がする、なんて、私もなかなか、生意気な事を言うようになってきました。

もう一つの演目「紅葉狩」は、何と言っても清十郎さんが素晴らしい!更科姫が維茂を誘惑する艶っぽさも鬼に戻ってからの妖しさも、恐ろしさも。戦闘シーンは迫力で思わず拍手。30分の短い出し物ですが、堪能しました。

そういえば3人とも出遣いって初めて見た。若手の顔が見えるのは楽しいけど、まだ人が気になっちゃうので、通常モードの方が好きです。

来週は一部。国立劇場45周年祝いと天下太平の祈りを込めた、豪華メンバーの三番叟と、文雀さんの先代萩です。5月と2月は休演だったし12月は国宝組は休みなので10ヶ月ぶり。楽しみです。残暑に負けずに無事に見られますように。もうお年なので1回ずつが大切。

そういえば、12月の観賞教室は曽根崎だそう。学生が見るのに心中物でいいのかしら?私は簑助-勘十郎コンビ以外の組み合わせで見られるのが楽しみです。

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2011.09.10

コバラヘッタ

コバラヘッタ
ルピシアの展示即売会のフードコートです

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2011.09.04

黄金龍王 ファイナル

2日目は17時開演。お揃いのTシャツに着替えて、お揃いの黄色いタワレコタオルを持って、早めにイザ!出陣です。だって、この日の席はA13列。実はAAブロックがステージになっていて存在せず、実質4列目。早く席に着いてその距離感を味あわないとですから。

初日の開演前に「明日の席見てくる」と出かけたH君。ずんずん前に行くので、最前列との距離感でも計っているのかと思いきや、ピタリと止まり振り向いて、指を4本立てて振っています。そしてダーッと戻って来て「4列目だった」と。

「私も見てくるー」と13列を探して、ずんずんずんずん前へ。「……。」ダーッと戻って「ホントに4列目だった!」。一足遅れて席に来たWさんにもずんずん、ひぇー!を体験して貰い、気合いを入れて当日に臨んだのでした。

実際席についてみると、予想通り最前となるA10列はDVD撮影の為に不使用。つまり実質3列目。去年の仙台の最前列には及ばなくても、今年もこんなに近くでステージが見られるなんて!嬉しいし、気合い入るけど、盛り上げなくちゃと緊張もする。

オープニングから昨日同様の全力坂ですが、今日はゴールが解っている分、気持ちは少し楽。ヤッターマンも全力で盛り上げれば、ハンドマイクで動き出した王子が目の前に!こっち見た?見た!
妄想とでも思い込みとでも何とでも言っててください。

初日に「Lonely Heart」で衣装を脱いでブンブン振り回していたので、一緒に黄色いタオルを振り回しちゃうぞ、と思っていたのに、今日は普通に脱いでから歌い始めたので残念。

本編ラストの「黄金竜王」は本当に本当に力強くて、「ああ、この人は心から、いま大変な状況にある「君」を抱きしめに行きたいと思っているんだな」って感じて、なんだか涙が出そうになりました。

アンコール1曲目は昨日と違って「Endless Dream 2007」ライトセーバーを持って登場したとたん4人で大拍手でした。階段の上からソロを担当するギタリストを「ハイッ」「ほい、次っ」って指してニコニコしている高見澤さんが超可愛かったです。

Felix君は昨日の動きの方が可愛かったけど、桜井さんじゃなかったのかなー?(嘘)

そして、MCでの高見澤さんの爆弾発言「みんな、他人の曲の方が盛り上がってないか?」そんなわけないじゃんー、こんなに頑張ってるのにー。多分、自分の曲の時は、客席を観察している余裕が無いからだと思うけど、じゃあ、どんなに頑張ってるか見ててよね、と、これ以上どう頑張れって言うんだ、っていうくらい攻めに攻めまくりました。

ファイナルなので、もう一度アンコール。スパンコールのスカルの着物でもう一度「黄金龍王」。今年のファイナルだと思うと切なさも加わって更に泣きそうになりました。

ステージの面々が満足な顔をして帰ったあと、私たちも大満足な顔はしていましたが、体はよれよれ。おそろいのTシャツもタオルも、しっとり濡れているし、カーゴパンツはユルくなっていてウエストの紐を締め直さないといけないし。3階や1階後方の友人たちからも、しっかり目撃されていたらしいです。
DVDのカメラがこっちを向いているのは知っていたけど、そんなものを意識している余裕は無いっ。

部屋に帰って、頭からシャワーを浴びて、すっきりしたら、森伊蔵3本は飲み尽くすわ、真夜中にルームサービスでマンゴーアイスをオーダーするわ、まさしく飲めや歌えやの大宴会でした。Takamiy達も美味しいお酒を飲んでいるだろうけど、私たちだって負けないもんね。

今年も完全燃焼の夏でありました。

(つづく)
・・・・あれ、完全燃焼したんじゃ??

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黄金龍王 初日

今年も高見澤さんがソロライブをしてくれました。それぞれの本家の活動を調整して、毎年王子のために馳せ参じてくれる連合の皆様にも感謝です。でも、彼らも年に一度集まれて嬉しそうに見えます。

本家とは違う形でかなり盛り上がって毎年伝説を作って来た私達ですが、今年も頑張って来ました。NHKでチラシを貰った時は、パシフィコ横浜の展示スペースでオールスタンディングにして欲しい、とか言ってたけど、ホールでも関係無かったみたい。

初日は1階真ん中辺り、通路のすぐ後ろの見やすい席です。セットはゴールドのチェーンが目のような形になっていて、アイーダのポスターを思い出して「ああ、今年も時空を超えるんだ」とか思っていました。

その目の瞳の部分にギターを弾く王子のシルエットが映り、1曲目からEdenでGo!と言うことで、スタートダッシュ。英語版から日本語版へ途中でスイッチしますが、私がグッと来ちゃった歌詞は英語パートだったのでちょっと残念でした。

そしてそのままノンストップで全力坂です。METAL Byakuya、六本木心中、悲劇受胎、ヤッターマンとアンコール状態で飛ばしまくり。そして、まだ続くの?と、もうやっちゃうの!で、すでに限界の力を振り絞って盛り上がりきった「騒音おばさん」終了で休憩。もう「え、何?休憩って言った?」と状況が把握出来ないレベルまでいっちゃってたので、心から有り難かったです。

バラードから始まった2部。高見澤さんの衣装には阿吽の龍のゴンちゃんがあしらわれ、背中で交差した尻尾が海老フライのようです。

今年のみうらさんソングは「愛の偶像」でした。そうか、弥勒は中宮寺なのか。
どちらかと言えば今年は「Hey Joe」希望だったのだけど、まだ「それでも人は死んで空」とは歌えないかも。そして、まだ、弥勒や薬師に鎮魂と立ち上がる力を信じるための祈りを捧げる時間なのかも。この曲を聞くと、やっぱり奈良行って、本物の仏様に会って祈りたくなっちゃうよ。

ルークさんとKOJI君が戻って「赤い糸」Ismの曲を聞くとソロに反発していた若い頃をほろ苦く思い出します。

Anchangも戻って、震災の話から「青空を信じているかい?」秋元嫌いな私は去年は休憩曲だったのだけど、今年は真剣に聞いてしまいました。誰の上にも空は広がって繋がっているからね。

そして再び点火。VANPAIERも月姫もイイ!KOJI君のヘドバンもすっかりサマになってきました。Anchangの芸術的なヘドバンは毎度見とれるばかりです。右側のWコージはしょっちゅう絡んでいたり、楽しそう。

年齢のばれるYMCAは振りもバッチリ。ルークさんもニコニコでした。今回の大発見はルークさんは小ネタ小技満載だと言うこと。あの位置に立つ人の特徴なのかしら?「仮面の魔法」のジャンプとか、かっこ良かったし。

本編ラストは黄金龍王。タイトルを聞いた時は何処に行くつもりなんだと思ったし、ジャケットを見たときは風水みたいで笑ったけど、曲を聞いてみれば、力強いラブソングで、生で聞くと更に染みました。

アンコールは「O.Z.Y」から。イントロでどや顔で前に出て来るKOJI君が好きです。

そしてFelix君登場。タカミーと握手して手をぶんぶん振っちゃったり、スマイル振り撒いちゃったり、動きがカワイイ!ドナルドとかドラえもんとか、タカミーはいろんなキャラクターに愛されてるなぁ。

今年は是非聞きたいと思っていた「Super Star」。リリーさん凄いです。「Snake & Marguerite」を書いた人と同一人物とは思えません。東大寺の金剛力士も興福寺の無箸世親も作っちゃう運慶のようです。

大ラスは「Fantasia」。ステージでは妖精達が舞い踊り、光と音に包まれて走り抜け、終演後には達成感と共に脱力感でヘタリこんでいました。お迎えに来てくれたKちゃんに「大丈夫ですかー?」と声をかけられても返事が出来なくて、エアばばあ状態。

でも、夜はまだまだこれから!だし、明日の席はスペシャルなので、ホールの隣のホテルに帰って、汗を流したら復活しなくちゃね。

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