黄金龍王 初日
今年も高見澤さんがソロライブをしてくれました。それぞれの本家の活動を調整して、毎年王子のために馳せ参じてくれる連合の皆様にも感謝です。でも、彼らも年に一度集まれて嬉しそうに見えます。
本家とは違う形でかなり盛り上がって毎年伝説を作って来た私達ですが、今年も頑張って来ました。NHKでチラシを貰った時は、パシフィコ横浜の展示スペースでオールスタンディングにして欲しい、とか言ってたけど、ホールでも関係無かったみたい。
初日は1階真ん中辺り、通路のすぐ後ろの見やすい席です。セットはゴールドのチェーンが目のような形になっていて、アイーダのポスターを思い出して「ああ、今年も時空を超えるんだ」とか思っていました。
その目の瞳の部分にギターを弾く王子のシルエットが映り、1曲目からEdenでGo!と言うことで、スタートダッシュ。英語版から日本語版へ途中でスイッチしますが、私がグッと来ちゃった歌詞は英語パートだったのでちょっと残念でした。
そしてそのままノンストップで全力坂です。METAL Byakuya、六本木心中、悲劇受胎、ヤッターマンとアンコール状態で飛ばしまくり。そして、まだ続くの?と、もうやっちゃうの!で、すでに限界の力を振り絞って盛り上がりきった「騒音おばさん」終了で休憩。もう「え、何?休憩って言った?」と状況が把握出来ないレベルまでいっちゃってたので、心から有り難かったです。
バラードから始まった2部。高見澤さんの衣装には阿吽の龍のゴンちゃんがあしらわれ、背中で交差した尻尾が海老フライのようです。
今年のみうらさんソングは「愛の偶像」でした。そうか、弥勒は中宮寺なのか。
どちらかと言えば今年は「Hey Joe」希望だったのだけど、まだ「それでも人は死んで空」とは歌えないかも。そして、まだ、弥勒や薬師に鎮魂と立ち上がる力を信じるための祈りを捧げる時間なのかも。この曲を聞くと、やっぱり奈良行って、本物の仏様に会って祈りたくなっちゃうよ。
ルークさんとKOJI君が戻って「赤い糸」Ismの曲を聞くとソロに反発していた若い頃をほろ苦く思い出します。
Anchangも戻って、震災の話から「青空を信じているかい?」秋元嫌いな私は去年は休憩曲だったのだけど、今年は真剣に聞いてしまいました。誰の上にも空は広がって繋がっているからね。
そして再び点火。VANPAIERも月姫もイイ!KOJI君のヘドバンもすっかりサマになってきました。Anchangの芸術的なヘドバンは毎度見とれるばかりです。右側のWコージはしょっちゅう絡んでいたり、楽しそう。
年齢のばれるYMCAは振りもバッチリ。ルークさんもニコニコでした。今回の大発見はルークさんは小ネタ小技満載だと言うこと。あの位置に立つ人の特徴なのかしら?「仮面の魔法」のジャンプとか、かっこ良かったし。
本編ラストは黄金龍王。タイトルを聞いた時は何処に行くつもりなんだと思ったし、ジャケットを見たときは風水みたいで笑ったけど、曲を聞いてみれば、力強いラブソングで、生で聞くと更に染みました。
アンコールは「O.Z.Y」から。イントロでどや顔で前に出て来るKOJI君が好きです。
そしてFelix君登場。タカミーと握手して手をぶんぶん振っちゃったり、スマイル振り撒いちゃったり、動きがカワイイ!ドナルドとかドラえもんとか、タカミーはいろんなキャラクターに愛されてるなぁ。
今年は是非聞きたいと思っていた「Super Star」。リリーさん凄いです。「Snake & Marguerite」を書いた人と同一人物とは思えません。東大寺の金剛力士も興福寺の無箸世親も作っちゃう運慶のようです。
大ラスは「Fantasia」。ステージでは妖精達が舞い踊り、光と音に包まれて走り抜け、終演後には達成感と共に脱力感でヘタリこんでいました。お迎えに来てくれたKちゃんに「大丈夫ですかー?」と声をかけられても返事が出来なくて、エアばばあ状態。
でも、夜はまだまだこれから!だし、明日の席はスペシャルなので、ホールの隣のホテルに帰って、汗を流したら復活しなくちゃね。
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