三都物語風その3
JRの三都物語は神戸大阪京都なんだけど、私の場合は奈良だから三都物語風。でも今回、紅葉を求めて来た当尾は京都だから普通に三都物語で良いのかな?
"紅葉しかけた赤と緑の混じった紅葉の中に立つ塔"をイメージして来たのだけど、まだまだでした。
岩船寺の阿弥陀は良いです。ご住職が説明してくださったところによると、平等院のより百年古いのだとか。お堂の再建も国に補助して貰うと鉄筋入れなければならないから、檀家さんと、賛同してくれた人達の協力で木造で作ったそうです。「80年しかもたない物に仏様を入れられません」て凄いな。
岩船寺‐浄瑠璃寺の石仏の道は誰もおらず、葉の落ちる音が聞こえるくらい静かで、怖いくらいでした。というか、本当に怖かったから歌いながら歩いてしまった。日本らしい田舎道を歩いていたら、思い浮かんだのは何故か黄金龍王でした(笑)
浄瑠璃寺は団体もいて賑やかで、岩船寺より少し紅葉が進んでいました。吉祥天の凛とさた雰囲気は文雀さんの遣う人形に似ているかも。
そしてバスで奈良に戻って、この前いけなかった奈良博の本館に。本館の降三世明王凄い迫力でした。在るべきお堂で見たらきっともっと凄いよ。最近のキーワードは"仏様はお堂で"なの。
で、なんとなく、天灯鬼龍灯鬼と金剛力士が見たくなって興福寺へ寄って、北円堂は何度も見ているけど、一応行っておく?くらいの気持ちで寄りました。やっぱり寄って良かったわ。300円であれが見られるのは安い。
という事で3泊4日の旅の終わりへ向けてN700のぞみで東京へ向かっています。次の奈良は来年かな。今年もたくさんのパワーをありがとうございました。
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