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2011.12.16

文楽鑑賞教室 曽根崎心中

12月は一般公演と文楽鑑賞教室です。

チケット発売日は30時間労働に嵌まっていた日で、合間を見て鑑賞教室のB班の土日の最後の1席をなんとか押さえ、公演はネットで譲って貰いました。公演日数が少ない上、団体が入るから発売枚数が少ないのです。スーパー爺さんsはお休みですが、逆に普段とは違う配役が新鮮です。

公演は奥州安達原。半通しなので、お話も解りやすく、切り場語りの面々が語ってくれたら泣いてたかも。

寛太郎君の三味線は今までツレが多くて気づきませんでしたが、結構太くて良い音でした。今後に期待大です。あと床に近い席だったので、龍爾さんの指がきれいだった(笑)

鑑賞教室は演目に入る前に浄瑠璃と三味線、人形の解説がついて、パンフレットと床本込みで3200円というお得な公演で、今年の演目は曽根崎心中。星ディス並の定番ですが、学生さんも見るのに、心中物で良いのでしょうか?と思わなくもなかったり。

AとBの2班あって、私の選択は、玉女さんの徳兵衛に清十郎さんのお初。蓑助さんのお初はひたすら色気があり、勘十郎さんは覚悟があって強く、そして、今日のお初は愛され系でした。守ってあげたい感じ。もっと色っぽいかと思っていたので意外。

ストーリーは同じだし、表情も変わらない人形なのに、遣う人によって、こんなに性格が変わるのは、やっぱり凄いです。そしてどれも不足している生身のワタシ、みたいな。

徳兵衛も玉女さんのは、包容力のある、男らしい徳兵衛でした。蓑助さんは色男で

藤蔵さんの三味線は襲名以来迫力が増していて、良いわ。相方の津駒大夫も休演がちな源大夫の代役でぐっと伸びた感じがします。

ちなみに解説の、相子大夫と清丈さんは予想どおり芸人顔負けの面白さでした。実はこれも狙いどおり。

2月公演は、1/5発売で、これまた仕事を休めないので、良い席は期待出来ませんすが、義経千本桜の義経が出ないすし屋の段が住大夫→源大夫のリレーなので、ネットでコソコソ頑張らねば。

大阪の新春公演で人形の鏡割りや手ぬぐいまきも見たいけど、連休はワイン屋も連休だからなー。

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