2つの技を堪能した1日
今日は文楽2部を鑑賞。メインは義経千本桜のすしやの段、住大夫さんと簑助さんの登場です。源大夫さんは初日の舞台途中で降板し、休演となってしまったので、人間国宝リレーは見られませんでしたが、チケ代からお釣りが来る大満足でした。
文楽初体験のお友達と一緒だったのですが、演目的にはちょっと重いストーリーの、人形の動きが地味な内容だし、タイムテーブルが2時間50分ノンストップという初心者にはきついものだったので、3部の菅原伝授&日本振袖始の方が解りやすかったかな?と心配していました。でも、杞憂だったようで、とても楽しんでくれたので安心しました。やっぱり最高峰の芸は誰にでも伝わるんですね。まあ橋下大阪市長には、なぜか伝わらないみたいですけど。
文楽歴大先輩の母のお友達も2列目という凄い席で見ていて、「今日は今までで一番だったかも」と言っていました。そりゃ、12列目でもあんなに可愛かった簑助さんのお里ちゃんですから、2列目で見たらさぞや素晴らしかったに違いないです。本当にあの女子力の爪の垢を煎じて飲まないと。
6時に終演し、移動して天ぷらをいただいたのですが、これも職人技で絶品でした。ぱくぱく食べちゃう私に気を良くしてくれたらしいご主人がサービスしてくれたので、超満腹になってしまいました。ほとんどの人がわからないという、しめのご飯とともに供されるふりかけの原料も当てちゃったし。
最高峰の2種類の技を堪能した素晴らしい1日でした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント